セル業界で働くサラリーマンの日記

業界で働いていて感じたこと

DVD販売開始

 

働き出した頃はVHSしかない時代。

 

今でもあるAVメーカー3社が3強と言われていていました。

 

お店に置けば売れる時代で

業界はまだまだ大きくなる様相である意味お祭り状態。

 

お店にVHSを売る営業をしていましたが、難しくありませんでした。

 

数年後に

世の中の流れでDVDが発売され始めましたが

まだまだ業界はまだまだ大きくなる様相が続いており

新しいメーカーもどんどん立ち上がり、更なるお祭り状態が続いていました。

 

その状態が何年か続いている中で、業界に少し動きが出てきました。

 

それまでお店では新品のみを販売し続けていましたが

お客さんが購入した商品を買い取って中古品を販売するお店が出現。

 

新品よりも安く作品を購入できるので

今では当たり前ですが

中古市場が確立していく流れになり中古を扱うお店が増えて行きました。

 

お店により買取金額に差があり

利益率が良く、新品よりは利益金額は少なくなるために

少しづつお店の売り上げは落ち始めましたが、まだまだ元気な業界。

 

それから数年後にネット配信が始められ

お店に行かなくても見られ、しかも安く見られるという時代に突入すると

今まで1日100本販売していたお店が

中古という安い商品もあるにもかかわらず

1日90本・85本・・・・・と減り始めました。

 

来店客数、購買率も減り始めて厳しい時代へと突入。

 

かなり省略しましたが、こんな流れで業界が推移していきました。

ご挨拶

 

セル業界と言っても解りにくいかもしれませんが

街中やロードサイドにある

ちょっとエッちなDVDを販売しているお店をセル店と業界では言います。

 

そのお店にDVDを卸すメーカーで働いています。

 

鳴かず飛ばすのまま働き出して約30年になりますが

その中で働き出した時の事や感じた事、業界の現状などを書いていこうと思います。